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藤沢地名の会の古文書部会では、藤沢を中心とした古文書解読を、毎月第三木曜日に市民活動推進センターで開催しています。 会員はどなたでも参加できます。お試し見学も可能ですので、お問い合わせ下さい。

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実施報告一覧

実施報告

2026年1月~

「新四国八十八箇所案内帖(仮)」

「相模国 準四国八十八ヶ所」の名で知られる、四国八十八ヶ所の写し霊場。これは文政期に、鵠沼村の富農・浅場太郎右衛門により開設されました。本書は、その札所の場所や御詠歌を記した案内帖です。今回テキストは、藤沢宿の平野屋で所蔵していた写本(初出)です。案内帖とともに所蔵されていた絵図(天保十五年作成)は印刷物でした。これらから、当時の札所巡りの人気のほどがわかります。

「新四国八十八箇所案内帖(仮)」
  • ①新四国八十八箇所 案内帖(仮題)(ID358-書籍目録外 P-2)
  • ②相州鎌倉郡・高座郡 新四国八十八箇所略絵図天保十五甲辰年春梓(ID358-稿 25-文書 96)
  • 藤沢市文書館蔵
年月日/参加数 内容
2026年3月19日
13:30~15:30
参加:14名

今回も、『新四国八十八箇所案内帖』の輪読を行った。まず部会員のY氏が明治15年発行の地図上に札所の位置を挿入した資料を配布して、その中身の概説を行った。明治初年の廃寺などで、本来置かれた大師像の場所が何か所も変わっていることや、行方不明となった大師像が2体あることを知った。今回の輪読は、27番札所手広の青蓮寺から始まり、津村、腰越、片瀬、川名、大鋸の各札所を巡り、藤沢橋近くの58番・砂山観音堂に到達した。ここまで巡った札所は18か所で、88番の結願札所までの道のりはまだ長い。『箱根浴湯記』の翻刻作業は、今回の部会終了後に行われた会合でほぼ終了した。

(文責:布施克彦)

2026年2月19日
13:30~15:30
参加:15名

今回は、先月から読み始めた『新四国八十八箇所案内帖』を輪読した。内容は準四国巡礼案内の本文に入っており。1番札所である大鋸・感応院をスタート、関谷、高谷、宮前、町屋、寺分、梶原、手広と、藤沢・鎌倉両市域にまたがり点在する札所を追った。参加者は配布された現代と明治39年制の地図を参考に、案内帖に記載された札所間のルートを辿る。案内帖記載の寺が廃寺となり、大師像安置の場所が変わっているものもあり、その背後に思いをはせる歴史探偵的な楽しみを、このテキストでは味わえる。次回は⑦ページの27番札所から。会の終了後は今回も有志が残り、『箱根浴湯記』翻刻作業の打ち合わせを行った。本日の参加者は見学者1名を含む15名であった。

(文責:布施克彦)

2025年1月15日
13:30~15:30
参加:14名

今回から、新テキスト『新四国八十八箇所案内帖(仮)』の輪読を始めた。そして、冒頭の1字目から議論が巻き起こった。結局「尓」と言う字で、「それ」という読み方で落ち着いた。その後の約2ページにわたる序文を読み進める中でも「僥」と読むか「侘」と読むかなどの議論もあった。文中に複数登場する「米」の字を、八十八に掛けている作者の意図を読み解く慧眼もあり、参加者に納得感が広がった。序文を読了後、霊場案内の本文に入る。以降の文章は繰り返しになり比較的読みやすいので、各霊場のご詠歌の読み解きなど、何か工夫を入れる必要がありそうだ。会の終了後は今回も有志が残り、『箱根浴湯記』翻刻作業の打ち合わせを行った。本日の参加者は14名であった。

(文責:布施克彦)

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