地誌輪読会 1月の課外研修「神奈川宿」を歩く

投稿日
執筆者
林由希子
掲載元
ミニだより118号

2026年1月18日(日)

地誌輪読会では、柳島村の名主・船主の藤間柳庵が、嘉永6年〜明治5年の幕末・維新期に起こった政治・外交・社会の出来事を書き記した「太平年表録」を読んでいます。

<甚行寺> フランス公使館跡

成仏寺(ヘボン博士住居跡)、慶運寺(仏領事館跡)、浄龍寺(英国領事館跡)、普門寺(英士官住居跡)、甚行寺(仏公使館跡)など、散策中、次々と現れる幕末の外交拠点に当時の息遣いを感じました。

小高い丘(高島台:明治初期の横浜港の埋め立て事業を手掛けた高島嘉右衛門に由来する地名)にある本覚寺(米国領事館跡)は、生麦事件で薩摩藩士に斬られたイギリス人2人が馬で駆け込み、ヘボン博士の手当てによって一命をとりとめたことで有名です。相次ぐ外国人への襲撃事件で、幕府が宿場の入口付近に設置した「神奈川台関門」跡、海を見下ろす景勝地に軒を連ねる茶屋が描かれた台町の浮世絵を思い浮かべて坂を下り、横浜駅へ。

他、勝海舟が設計を手掛けた海防砲台「神奈川台場跡」(海に突き出た扇の形から「コウモリ台場」とも)に残る石垣の一部…なども見学。〆のビールも美味しい課外研修でした。

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