2024年度 第2回 地名探訪 「遠藤から旧小出村の里山を歩く」
- 投稿日
- 執筆者
- 田中賢史
- 掲載元
- ミニだより115号
2024年11月19日(火)/22日(金)
藤沢地名の会に入れて頂いてから一年半ほどが過ぎ、とうとう地名探訪の担当番が回ってきました。しかも市内を対象とする地名探訪ですが、今回は茅ヶ崎市域にも散策の足を延ばしました。なぜならば現在の市町村行政区画で捉えるより、遠藤村から小出村まで、旧地域の村落を一体的に歩いてみようという趣向でした。そのため歩く距離は長めでしたが、11月下旬の散策ということで、2日間とも暑くもなく、寒くもなく、歴史探訪ではあるものの、のどかな田舎の農林地域のウォーキングということにもウェイトを置いてみました。
湘南ライフタウンバス停に集合し、そこから滝ノ沢不動、窪島養蚕神社、内田家にて遠藤盛遠供養塔、遠藤御嶽大神、宝泉寺から小出川沿いに延々、茅ヶ崎里山公園まで。BBQ広場でお昼の後は、腰掛神社、蓮妙寺、来迎寺など、周辺を一巡り後、文教大学のバス停にて解散。
藤沢市内・外を問わず、この遠藤や御所見近辺は、普段なら車でササッと通りすぎるのがせいぜいで、細かい旧道まではまず踏み入れることがない方が過半かと思います。
昭和50年代から本格的に始まった市の北西部開発、ライフタウンの造成は車社会前提の都市計画で、旧道を拡張するというより、広野・原野をブチ抜くように4車線幹線道路を敷いて街の背骨とし、そこから各道路が循環し、その隙間に市営住宅が立ち並ぶ、といった人工的なエリアです。そこから遠藤の里山に入って行くと雰囲気が変わり、主要道路は走っているものの、往時の「村」の雰囲気がまだ若干残っています。点在する寺、神社、お墓。
散策するならこちらのエリアで、野生の鳥、魚、虫が見られ、牛舎、柿・栗園、そして田んぼ。万緑だったり、土色だったり、黄金色だったりと、意外に四季折々に色々な自然が残る里山です。
もし、まだ行ったことがない方、もう一度行ってみたい方は、9月下旬ならまだ暑さが残る季節ですが、彼岸花が咲く頃の夕方がいいかもしれません。
夕陽の赤と花の紅が富士山や大山、足柄山に映えて眺めもよく、家族や友人と小出川沿いを散策されてみてはいかがでしょうか。

以下は遠藤武者盛遠の思わぬ行き違いから、想い人を斬ってしまい、それを悔いて出家し、文覚と名乗ったというエピソードを絵で紹介しようと、前日に描きましたコマ漫画です。

(参加者:両日で55名)
地名探訪