令和8年度 第1回 地名講演会報告

投稿日
執筆者
久村ゆかり
掲載元
ミニだより119号

2026年5月23日(土)

吉田初三郎氏が神奈川県鳥瞰図を作成し、その中に藤沢と周辺も描かれている。4mにもなる大きなもので、当時最新の発信媒体として利用されたそうだ。今では浮世絵館に半分の大きさのものが飾ってあるそうだ。

交通網が昭和4年以降、次々と整備されていったことにも触れられていたが、関東大震災以降の復興が加速化していったのがわかった。また、その頃すでに神奈川県観光連合会というものが設置され、外客誘致に努めていたというのも驚きだった。

藤沢について、避暑避寒地キャンプ地としての鵠沼や、辻堂の紹介や江ノ島(絵の島)海水浴場としてもかなり昔から観光地として伝えられていたということがわかりました。また、自動車がまだそんなに庶民には普及していない時代から、湘南パークウェーが作られたり、藤沢ゴルフリンクスがあったり、かなり高級なイメージを押し出している。遊行寺の門前町というだけではなく、保養地や別荘地そして閑静な住宅地として発展して来たのがわかりました。後半のお話がとても興味深いものでしたが、時間が迫っていたのが残念でした。

今回、初めての試みとして休憩の時間を挟んで、石﨑愛惟さんのピアノのミニ演奏がありました。三曲演奏してくださいましたが、石﨑さんが育った松山、留学されていたポーランド、そして現在のお住まいの藤沢にちなんだ曲でした。

  • Stand Alone(「坂の上の雲」のメインテーマ 作曲:久石譲)
  • 幻想即興曲(Chopin)
  • 浜辺の歌(作詞:林古溪/作曲:成田為三)

最後の曲は、皆さんで一緒に口ずさみ、とても和やかな雰囲気でした。

参加者の皆さんは地名の会の講演会をとても楽しみにされているようで、開場よりもかなり早くからたくさんの方が集まって来られていました。

今回の参加者は95名(会員49名、一般45名)でした。

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